企業ホームページのデザインは自己満足のものが多い
誰でも簡単にホームページやブログを作成できる無料CMSが普及し、企業のホームページでもCMSを利用して作られることが多くなっています。しかし、企業ホームページのデザインが自己満足で使いにくいものになることが少なくありません。ホームページは顧客や従業員などの関係者に見てもらうことが目的です。そのため、相手のことを考えた設計を大切にしましょう。
企業ホームページデザインのためのチェックポイント
使いやすく見やすいホームページのデザインを作るためには、ポイントがあります。以下の項目をチェックしてみましょう。
ホームページで見せたい情報がすぐ見えるか?
ホームページを開いたときに、必要な情報は見えているでしょうか。大きなビジュアル画像にスペースを取られ、製品や企業概要、採用情報など、見てほしい企業の情報が見えないことがあります。企業ホームページで一番アピールすべきは、かっこいいビジュアルではなく会社の情報です。
ホームページの色数は多すぎないか?
ホームページデザインでは全体の統一感が大切です。さまざまな色の文字やボタン、下線などが登場すると、非常に見にくくなってしまいます。ページ単位だけでなく、ホームページ全体の配色もルールを決め、メインで利用する色は5色程度に抑えましょう。
ホームページの回遊性に注意しよう
ホームページのデザインで要注意なのがサイトの回遊性です。回遊性とは、サイト内からの各ページへのアクセスしやすさで、トップページからどのページにも3クリック以内でたどり着けるのが理想とされています。サイトが大きくなると階層が深くなり、閲覧者からはたどり着きにくいページができるため、サイト内リンクを整備したり、サイトマップを作成したりして対策しましょう。回遊性にまで配慮したサイト設計は素人では難しいため、専門家に依頼した方が確実です。
レスポンシブwebデザインとは、パソコンやスマホなど異なる画面でも見やすく表示したものです。一つのものから作られているので、画面修正や更新作業が1回で済みます。